イスラエルと日本の大きな違い

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     濁 流 か ら 蘇 る 賀 茂 川     京 都

 

 私は夢で2つの幻を見ました。

 一つ目の1984出来事イスラエルの兵士たちが、任務を受けて、国境の警備に向かうため、準備をしています。突然大きな地震が起きて、近くの家屋が倒れ多くの一般市民が生き埋めになりました。兵士たちは、上官から待機命令が出ていましたが、一般市民の救出のためボランティアとして参加し、軍の施設にある機械・器具・道具全てを駆使して救出作業懸命です。一人の兵士に、「軍の施設使う許可を取っているの?」と私が尋ねると、兵士は、「なぜ、必要なの? は、目の前の命を救うことの方が大切でしょ!」

 この兵士の決断多くの命われました。

  二つ目の1995年、日本のある町の出来事

1月16日。日本の自衛隊の隊員たちが、国際連合平和維持活動任務のための準備を終え仮眠を取り、次の早朝、最後の点検をしていた時でした。

 突然、大きな地震が、関西中心にしました。ある町は、家屋が破壊され、至る所から、火事が発生しています。テレビのニュースでその様子を見ていた、ある自衛隊は、自衛隊の持つ能力を使えば消火役立てるのに。」と思い、上司に相談します。上司は、即座に、「馬鹿者! 自衛隊は命令が無くかってに動けば法律で責任を問われることも知らないのか!」隊員たちに待機命を出しました。この自衛隊員が、被災者の救出に関わった頃には、ある町は、火事で、壊滅状態、焼け野原になっていました。私は、悔し涙で目が腫れた状態目覚めました

 もちろん、上記の2つの出来事は、であり、事実ではありません。しかし、この2つの幻を通してイスラエル人気質と日本人気質との大きな違いについて、私は考えさせられるのです。

 イスラエルも日本も法治国家です2つの幻に出て来る、イスラエル兵士日本の自衛隊有事の時には、相手国攻撃仕掛けることが出来る出来ないという差はあっても国民を守る任務に大きな違いが、あるわけではありません

 しかし、同じような災害起きた時に、イスラエル兵士たちは、上官の待機命令があっても、命令に従わないで国民の救出最優先します。一方日本の自衛隊は、上司にお伺いを立て命令に従って救出許可が下りるまで待機します。

 これは、「兵士と自衛隊員との性格の違いで起きたのではなく、国民気質の違いから、結果が違ってくるのだ」と考えられます。

 日本儒教道徳の国です。儒教道徳の国々では、「法の秩序」を守ることが、何よりも大切と小さい頃から教えられます。政治家の中には、国民に多少の犠牲強いても「法の秩序」を守ろうとします。

 一方、イスラエルは、一神教ユダヤ教徳」の国です。その教えは旧約聖書中、モーセ5書にありますが、ユダヤは、2000年以上もの間、ヨーロッパ社会から迫害受けて来た民族でもあります。その間、ユダヤ教の司祭、ラビたちが、モーセの教えからの解釈」をまとめた「タルムード」という、彼らの道徳規範、生活を支えて来た大切な教えイスラエル社会には存在します。この教えの最も大切な規範の一つは、「同胞の人権と命の尊重」です。

 ノーベル平和賞というものが、世界では有名ですが、門家の中では「ヤドバシェム」という、ノーベル賞よりも権威があり名誉とされる、ユダヤ人社会から全世界の中で正義を行った人々贈られる賞存在します。

 その受賞者には賞金とともに、メダルが贈られるのですが、そのメダルの裏には、次のように記されているそうです。「一人の人の命は、この地球よりも重たい。」

 ナチス・ドイツによって、ホロコースト迫害を受けたユダヤにとって、命の大切さは、どんな律法りも重たいもので、尊重されるべきものなのです。だから、イスラエルの兵士たちは、上官の命令無視してでも、目の前の苦しんでいる同胞命の救出向かうことができるのです。

 時には自分の命の危険さえして同胞を救出する英雄も出てくるのです。

 それに対して日本は、周りを海に囲まれ歴史上ユダヤ人ほど苦しみ経験したことのない民族です。平和に恵まれた日本人は、「同胞の命の心配」などよりも、「自分の立身出世」を考えることができたのです。そこで培われた考えが、「責任を問われることのないように、マニュアル通りに行動する」という世渡り上手な考え方なのです。上官責任を取らねばなりませんが部下は、マニュアル通り行動していれば、部下に責任の追及は来ないのが日本社会です。

 平和を享受できた過去においては、「マニュアル通りに暮らす」というのは、仕方のない選択肢であったかもしれません。また、「法の秩序が最優先される社会」も、仕方なかったかもしれません。しかし、今は、「コロナ禍」という有事の時代です。この未曾有の禍の中では、「法の秩序の尊重」よりも、「命の尊重」が行われるべきです。

 命が尊重されるためには法の尊重による法の改正待っていてはえる命も救えず、手遅れなるのではないでしょうか。

 コロナ禍で、重症患者の命救うこと言うまでもなく経済悪化自殺者を出すことを防ぐことも、我々に課せせれた最優先課題です。

 この課題を実行するためには、私達国民、特にリーダーとなる人が、早い決断とスピードある実行力示す必要があります。

 その為には、イスラエルの兵士たちように「法の秩序を守る」ことよりも、「人権と命の尊重が最優先となる考え方」が、今現在求められているのではないでしょうか。

 さて、イスラエル社会日本社会違いを述べる時に、欠かすことのできない事項に、情報入手使い方」の違いがあります。

  1.  イスラエルの情報網は、諜報機関モサド中心に、先進国の中でもトップクラスであるのに対して、日本は、先進国の中で、最低クラスに属します イスラエルと日本の情報力の差歴然としていて、このコロナ禍の中でも、ワクチン入手の仕方の差見て明らかです。

 この差は、日本イスラエル歴史的、地理的立場大きな違いからまれています。

 日本は、周りを海に囲まれ、侵略を受けたことも少ない国ですが、イスラエルは、アフリカ、ヨーロッパ、アジア3つの大陸の中心位置し、いつも周りを、イスラエル殺企む国々に囲まれてきました

 現在も、イラン主軸にして、イラク、シリア、レバノンヒズボラまでの三日月地帯から、自国の心臓部に、ナイフきつけられている状態にあります。

 この危険な状態打開するために、スラエル諜報機関は、フル回転していますが、その一部をコロナ対策活用するだけで、日本とは天地雲泥素晴らしさ発揮しています。両国確保しているワクチンの数字を見れば、一目瞭然です。

 日本にも、秘密裏に「イスラエルモサド」にあたる機関存在するのかもしれません。

 しかし、モサドのような優秀な諜報機関が、日本に存在ても日本には、それを十分に活用できる政治家も官僚もいないようです。

 情報有効に活用するためには、「インテリジェンスを分析力できる頭脳と能力」が必要です。

 現政府コロナ禍中の政策見ている限り政府のどの機関見てもイスラエルの政府機関のような分ができる部署は無いようです。

 特に一番酷い部署は、情報先取りして生かさなければならない財務省です。

 日本の財務省政治家、官僚は、この有事の中でも「法の秩序」ただ守ろうとするだけで、マニュアル通りにしか動けていないようです。

これは、責任逃れでしかありません

 「海に囲まれているだけで、外圧から日本国守れる」という時代は、すでに終わりました。

 ましてや、コロナ禍という「有事の状態」に在る日本では、イスラエルのような、「情報こそが国を守る最大の武器」となるにならなければ、生きる道はないと思われます。

そのためには、まず政府「インテリジェンス分析出来る頭脳力を持つ政治家や官僚の出現」が必要です。

 国民はそれを待ち望んでいます