ベルサイユ宮殿 庭 園 フランス 1978年
マスコミの「オリンピック報道」に質問いたします。某テレビ局の「オリンピック・パラリンピック開催についてどう思いますか」というアンケートの取り方が、明らかに「開催中止」へと世論を煽る取り方になっています。
某テレビ局の「開催すべき・延期すべき・中止すべき」で国民にアンケートを取り、「中止すべき」が3割以上、「延期すべきが4割以上」で、実に8割の国民が「オリンピック開催に反対」と報道しておりましたが、これは、明らかに、「国民の世論をマスコミが扇動し、ミスリードしよう」としていると、私は考えます。
「延期すべき」と考えた国民の中の多くは、心優しい人々で、オリンピック・パラリンピック出場選手に「もっと良い環境・状況でプレーさせてあげたい」と考えているのです。
「延期すべき」と言っているだけで、「延期できないのであれば、中止」という意味ではありません。
しかも、日本には延期する権限はなく、「IOC」にあるのです。
この期に及んで「延期」など出来るはずもないとうことは、子供でも分かります。
アンケート中に、初めから「マスコミの思惑」を感じます。
明らかに、マスコミは、「何らかの意図」を持って、報道しているのではないですか。
先日、日本人で、グローバルにお金儲けの上手なリーダーたちが、外国人記者たちの前で、「オリンピック・パラリンピック開催反対」の立場を鮮明にしましたが、このリーダーたちは、海外からお客様を迎えることができなくなり、「オリンピック開催」に旨味が無くなったから、オリンピック開催するよりも、利潤追求の為に、「中止したほうが、良い」と考えているのではありませんか。
「オリンピック・パラリンピック開催が、中止になった方が、国民の税金だけで損失補填が済み、オリンピックに投資している自分たちの損失が少なくて済む」と考え、運動しているのではないのですか。
マスコミは、このような企業スポンサーに忖度した報道を行い、世論を煽動しているではないですか。
コロナ変種株の威力を私達は見くびるべきではありませんが、スポーツ観戦が可能な日本で、どうして、オリンピック・パラリンピック開催中止を決めてしまうのでしょうか。
日本は、日本医師会が豪語していたように、「医療大国」です。「まさかの時に備えて病床を増設」を行う力は、政府・日本医師会・病院連合にあります。
私は、オリンピック・パラリンピック開催は、無観客で行われるべきだと考えています。
しかし、オリンピック・パラリンピック開催中止を求めて、国会前で、多くの人々が、デモを行っています。
「人の流れが密になりかねないからオリンピック・パラリンピック開催は中止するべきだ」とする意見ですが、現時点で、デモが出来るくらいなら、オリンピック・パラリンピック開催は、まだこれからのことですから、コロナ禍が改善されることを期待して、「パブリック・ヴィュー」の準備をすることが、どうして、非難されることになるのでしょうか。
コロナ禍は未曾有の出来事であり、神様しか未来は分からないことなのですから。
「言葉の魔術師」であるマスコミが、「枝の選定している」ことを「木の伐採」と表現することには、何か意図があるのではないのでしょうか。
私はオリンピック・パラリンピック開催が、日本のために必要な事と考えています。
オリンピック・パラリンピック開催を中止しても、何も国民は得るものはありません。
逆に開催して、困難を一つ乗り越えるなら、舞台・映画鑑賞・あらゆるライブ参加が、条件付きではありますが、可能になってきます。
しかし、怖がって、何でも中止してしまうなら、リーダーたちに、責任逃れの布石の為の「緊急事態宣言」を宣言され、「過度な自粛」を強いられるだけです。
日本国民は、いつまでも、前進できません。
また、オリンピックを開催できれば、
コロナ禍で経済的に困窮している大人たちや、精神的に衰弱している子供たちに、スポーツアスリートたちが、希望と夢を与えてくれます。
スポーツは、絶対に「不要不急のもの」ではありません。
その事は、パラリンピック関係者が一番ご存知です。
障がい者の方々にとって、スポーツがどれほど重要で、障がい者の人々に、希望と生き甲斐を与え、障がい者の方々の寿命を伸ばして来たかは、歴史が証明しているところです。アスリートたちの活躍は、日本の子供たちだけでなく、全世界の子供たちに、「夢と希望と、身をもって努力することの大切さ」を教えてくれるのです。
オリンピック・パラリンピックには、そのドラマが満載です。そのドラマを子供たちから奪い去る権利は私たちにはありません。
人間は肉体だけで生きている存在ではありません。
人間は、精神が損なわれれば、直ぐに死んでしまう動物です。
コロナ変異株を侮ってはいけないのは事実です。
しかし、オリンピック・パラリンピックを中止しても、しなくても、必ず、コロナ禍第5波はやってきます。
それでも、私達日本人なら、インドのような、医療崩壊を起こすことなく、
「外出時のうがいと手洗い、三蜜を避ける」ことの徹底で、「夢」と「希望」とコロナ禍を勝ち抜く「励まし」を与えてくれるオリンピック・パラリンピック開催できるはずです。
一度は、全ての日本国民が招致を願った「オリンピック・パラリンピック開催」なのですから。