コロナ禍中に分かった、「日本社会で大物政治家が育たない理由」

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       ザルツブルグ  オーストリア   1978年

 

 余命半年を宣告された、アメリカ・カーネギーメロン大学教授ランディパウシェ​は、最後の授業の中で、のように述べています。

「経験というものは、得たいと思うものが得られなかった時(失敗した時)にのみ得られるものだ」と。

 先日国会で、コロナ禍の中オリンピック・パラリンピック開催望む菅総理に、野党議員は、「オリンピック・パラリンピック開催中止になるのは、いったいとのような事態になった時なのか」と開催の責任菅総理取らせる為の言質求めました。その時、菅総理は、質疑が嚙み合わない同じ応答を、何回も繰り返すということがこりました。

 ここに、日本の政治家が成長できない大きな理由があると思われます。日本の社会は、すぐに責任を追及し過ぎなのです。

 VR(バーチャルリアリティー)の権威であったランディー教授が言うように、経験(成功)は、ある程度、失敗をしなければ、経験・成功は手に入らないものなのです。

 私利私欲・力のある有力組織に忖度した政治を、政府が行うのであれば、即刻責任を問うのは仕方ありません。

 しかし、コロナ禍は、未曾有の出来事です。現在は、「平時」のときではなく、「有事」の時です。

 ALL JAPAN(オールジャパン)対応しなければならないに、「総理大臣の責任問う為の布石打つ野態度」政治をダメにしているのです。

 オリンピック・パラリンピック開催対して異議を唱える野党の姿勢も同様です。

 現在でも「開催中止」を訴える人々の考えが、私には理解できません

 私達国民は、コロナ禍初年度全ての行事・イベントを中止しましたが、そこからは、失望以外何も得られるものが無かったではありませんか。

 さらに私が理解できないのは未だにオリンピック・パラリンピック開催を疑問視して、国民世論を煽るマスコです。

 特に酷いのは、全国ネットのニュース番組です。

 私達は、専門家の言う通り緊急事態宣言数回行い経済を犠牲にして来ましたが、

コロナ禍を経験した2年間で学んだことは、「どれだけ自粛しても、インフルエンザの流行と同じように、コロナ禍は無くなることはない」ということです。

 イギリスはじめロックダウン等の厳しい政策をとってもワクチン接種がどれだけ進んでも未だコロナ禍から解放されない西欧諸国を見れば、このことは歴然とした事実です。

 これからの世界は、コロナウィルスと共に生活していかねばならない時代なのです。

 ワクチン接種進んでもコロナウィルスが無くなるわけではありません

 オリンピック・パラリンピックを開催しようと、中止にしようと、遅かれ早かれコロナ禍第5波は、日本襲来します。

 それならば、オリンピック・パラリンピックを開催しアスリートたちから「勇気と生きる力」をもらい大会を日常生活を取り戻していく手段にする方が、良いのではないでしょうか。

 中止からは何も生まれてきません。

 困難を「オールジャパン」で乗り越えてこそ、通常の生活が近付くのです。

 私たちは、日常生活取り戻すために、一つずつ経験を勝ち取って行くべきなのです。

 しかし、多くのマスコミ報道は、「オリンピック・パラリンピック開催」に否定的です。

なぜなのでしょうか。

 マスコミは、外国からの観客誘致が出来なくなり

「オリンピック・パラリンピック開催に旨味が無くなり、国民の税金で、開催キャンセル料を払う方が、損害が少なくて済む」考える金儲け上手なスポンサーに、広告料目当てに、「開催中止」に忖度した報道をしているのではありませんか?

 マスコミは、選挙の為に世論ばかり気にする政府をダメにしている大きな要因となっているのです。

 ほとんどのマスコミがスポンサー目当てに報道している朝日放送の報道番組「正義のミカタ」だけは「選挙の時に暗躍する如何なる圧力団体」「大企業スポンサー」にも屈せず忖度しないで、中立報道を続ける優良番組です。

ただ残念なのはこの番組が全国ネットで放送されていないことです。

 もし、「正義のミカタ」が、関東放映されるなら、菅総理とって、参考にできる数少ない優良番組となるでしょうに。残念でなりません

 それでは、菅総理これからどの様に行動するべきなのでしょうか。

 菅総理今のままの態度を続けるのであれば「コロナ禍が収束した途端、世襲議員の誰かに、総理大臣の座を、奪われてしまでしょう。」

 菅総理コロナ禍という難しい局面だけ対処させておいて、今は、後ろで隠れている世襲議員の誰に、コロナ禍収束すれば、「トンビに油揚げ」のごとくに、自由民主党総裁の座を奪われるでしょう。               菅総理に、大型政治家になってもらうには、「コロナ禍は、自分を育てる試練」として、プラス思考で受け入れコロナ禍を乗り越える為に「人命優先で、人命の為なら、超法規的措置も辞さない覚悟で対処して行く姿勢」が必要です。

 オリンピック・パラリンピック中止してもコロナ禍第5波は、オリンピック・パラリンピックを開催した時よりも少し遅れるだけで必ず日本に襲来します

 どちらにしても、総理大臣としての責任問われるのであれば他の地方自治体の長のように、責任逃れの布石を打つのに終始するのではなく強いリーダーシップを示してコロナ禍に立ち向かってください

 私達国民は、ばかではありません

たとえ方が何か失敗しても、国民の命のために対処していたなら国民は、貴方を評価します。

 総理は、コロナ感染者の数に、これからは一喜一憂すべきではありません

 総理注目すべきは、「重傷者の数」と、これから医師会が用意しなければならない「重傷者用病床の数」です。

 総理がまず率先して行うことは、オリンピック・パラリンピック開催中、もしも、集団感染等が原因で、重傷者の数が増え、緊急事態が勃発した場合「全国区で対処できる方策を用意しておく」という事です。

 現在、重症患者病床は、

4200床用意されています。そのうち使われているのは、1200床あまりです。

 余裕はありますが日本医師会に強権を発動し「まさかの時」備える必要があります。

 それでも、オリンピック・パラリンピック開催地東京だけで、対応するのが困難な場合は、関東圏だけでなく、東海・北陸・東北の東京都から近い県に重症患者を搬送する用意・訓練必要です。

 場合によっては、自衛隊の救急ヘリを使って、大阪へ重症患者を運ぶことも想定するべきです。

 「人間」は、肉体のみで生きているわけではありません

 内面の精神の持ち方一つで、感嘆に死んでしまのが「人間」です。

 「緊急事態宣言」での自粛の為に済的にどん底で喘ぐ弱い立場の人たちから自殺者をこれ以上出さないことが、菅総理の「第一使命」です。

 オリンピック・パラリンピック開催今苦しみに喘ぐ国民に、必ず勇気生きる希望与えてくれます

 そのことは、水泳選手池江里佳子選手の復活劇で、私達は経験済ではありませんか。

 中止する所に、生まれるものは何もありません。

 オリンピック・パラリンピックを中止して開催できないようでは私達が日常生活を取り戻すなど到底できません

 私達国民は、日常生活を取り戻す為、いくつもの「障壁」越えなければなりません

 オリンピック・パラリンピック開催は、その一つの「障壁」です。

 私達国民が「障壁」一つずつ越えて行かなければ日常生活を取り戻すことはできません先に進めないのです。

 菅総理貴方には、日本国民を長く幸せに導く「大政治家」になっていただきたいのです。

その道は、「オリンピック・パラリンピック開催の成功」ります。

 最近、天皇陛下のご意見が捻じ曲げて報道されましたが、天皇陛下の願いは、「オリンピック・パラリンピック開催の中止ではなく、成功です。」

 マスコミの他にも、天皇陛下のお言葉の一側面だけを紹介し、オリンピック・パラリンピック開催の中止の為世論を煽ろうとする者いるようです

 菅総理、貴方が、自由民主党総裁として、内閣総理大臣を長く続ける道は、オリンピック・パラリンピック開催成功させることです。

 どうか、強い信念と決意を持ってオリンピック・パラリンピック開催を成功へ導いてください。多くの国民はその事を願っています