青紫陽花の花言葉は「忍耐強い愛」
この記事は、2021年6月12日に発表したブログです。
私は、夢の中で、今度は、全国ネットの朝のニュース番組のキャスターになっていました。
今回のパレスチナ・イスラエル紛争の真相について語っています。
さて、朝も夜も、パレスチナ対イスラエル紛争について、マスコミは報道しておりますが、どの報道も、勉強不足なキャスターの偏見に満ちた報道でしかないことに、「やはり、日本のマスコミは、ある一面だけを取り上げ、国民の世論を煽る扇動者でしかない」ことを確信いたしました。
日本の全ての報道は、「弱者、パレスチナをモンスターの強者イスラエルが攻撃」とイスラエルを非難しております。
しかし、事実は違います。今回の件は、「確かに、紛争のきっかけを与えてしまったのは、ネタニヤフ・イスラエル首相ですが、紛争を先に起こしたのは、イランの支援サポートを受けた、テロ組織、ハマスです。
テロ組織、ハマスの紛争を起こさねばならない動機は、「元アメリカ合衆国大統領トランプ氏によって、エルサレム問題というパンドラの箱が開けられて以来、
世界から孤立して行くパレスチナ難民に、再び世界の関心と同情を取り戻すために仕掛けられた紛争だ」と認識する必要があります。
イスラエルの国土は、本当に狭いです。日本の四国程度の大きさしかありません。
しかも、細長く、場所によっては、幅30キロ程度しかない場所もあります。一瞬の間に、領土を失ってしまう広さです。
しかも、建国以来、イスラエルユダヤ人の生存権を認めない国々や、テロリストたちに囲まれ、
イスラエルは、「まるで、自分の心臓にナイフを突きつけられた」状態なのです。
それは、今も変わりはありません。
誰でも、自分の心臓にナイフが突きつけられれば、それを取り払おうとするのが、血の通った人の反応です。
イスラエルの生存権を今でも認めないイランをリーダーとするイスラム諸国は、テロ組織、ハマスを支援して、四国程の狭いイスラエル領土に4000発以上のロケット弾で攻撃したのです。
イスラエルは今回も、自分に向けられたナイフを取り払おうとしたのです。
日本のマスコミは、その紛争で大きな損害を被ったパレスチナの人々に同情して、イスラエルを非難します。
しかし、日本のマスコミは、もっと深い真相を報道して、国民に真実を知らせるべきです。
一番非難されるべきは、テロ組織、ハマスの「人命の尊さ・人権よりも、政治・宗教における正義、聖戦を優先させる、悪魔のような仕業」です。
日本の一部マスコミは、「ガザ地区に防空壕はない」と報道しておりましたが、それは真実ではありません。
ガザ地区の地下には、我々の考えられないような、地下通路が完成させられていて、
パレスチナ国民の命を優先する意志が、テロ組織、ハマスにあれば、あんなにたくさんの犠牲者が出ることはなかったのです。
それどころが、ハマスは、「人命の尊さ」よりも、「イスラム聖戦の正義」を優先して、
マインドコントロールした一般市民の中から、母親や少年、少女を募り、軍事施設の要所に「人の盾」としてさえ使います。
同胞の仲間の命を犠牲にして「世界の関心と同情」をひく為です。
ハマスには、前科があります。かつて、ガザ地区とイスラエルを分ける壁が存在しない時、人の行き来が自由であったので、イスラエル国内で、頻繁に自爆テロが行われる時期がありました。
それまでのテロ活動は、カバンに時限爆弾が仕掛けられる程度のテロでしたが、テロリストたちはさらに恐ろしいテロ活動を生み出します。
「自爆テロ」と言って、マインドコントロールした人を募って、体に爆弾を巻き付け、自爆させるのです。その方法は、さらに悪辣・非道を極めます。
自爆する人にわざと「エイズ患者やC型肝炎患者」を使い、爆発で死者を出させるだけでなく、怪我をした被害者全員を抹殺しようというものでした。
テロ組織、ハマスは、自爆テロを引き起こし、死亡した犯人を「殉教者」と称して、死亡した犯人に代わって、その家族を養い、保護します。
キリスト教にも殉教者というものが存在します。
しかし、テロリストたちが言う「殉教者」と、キリスト教の殉教者とは、天地雲泥の差が存在します。
キリスト教では、自殺は、他人を殺害するのと同様に、犯罪と考えられますが、ある一つの場合のみ、「自分の命を捨てて良い場合」が存在します。
それは、自分の命を犠牲にしないと、他人の命が救えない場合、他に選択肢が無い場合のみ、自分の命を捨てて、他人の命を救うことができます。
キリスト教では、これを最も崇高な行為として、殉教と呼びます。
従って、「自分の命を犠牲にして、他人の命まで奪う」テロリストたちの行為とは、悪魔と天使ほどの差がある行為なのです。
日本の不勉強なニュースキャスターたちは、「イスラエルが土地を占領している」と非難し、「イスラエルが悪い」と簡単に国民世論を煽りますが、
これは、公平な報道ではありません。
イスラエルの生存権を認めない周りの国々との間で、イスラエルは過去何回かの戦争をしなければなりませんでした。
その戦争ごとに、占領地の面積は防衛のため大きくなりました。土地が奪われたのは、パレスチナの人々が、周りの国々の口車に乗って、イスラエル抹殺のための戦争に加担し、敗走したからです。
つまり、全ての戦争は、パレスチナ・イスラム諸国から先に仕掛けられ、その為に土地を失ったという事実を日本国民に報道しなければ、公平な報道とは言えません。
それでも、イスラエルは、1968年「六日戦争」で占領したシナイ半島を、「イスラエルの生存権」を認め、国交を樹立したエジプトのサダト大統領には返還しています。
この事をなぜ日本のマスコミは、報道しないのですか。占領地は、イスラエルの生存権を認めずに、イスラエルを滅ぼすために、戦争をしかけ、敗戦した代償であることを、イスラエルを非難する前に、先ず日本国民に知らせるのが正しい報道です。
さらに、「占領地問題」には、複雑な事情が増し加わっています。
パレスチナの人々が占領地から敗走した後、荒れ果てた土地を、緑の豊かな土地に変えたのは、ユダヤ人たちなのです。
アラブ人の人々の前に、ユダヤ人が所有していたという事実だけでなく、もはや、占領地は、「ユダヤ人たちの血と汗と努力の滲む土地」なっているのです。
イスラエルの人々にとっては、「手塩にかけて育てた土地」なのです。
ここには、「生みの母親、育ての母親」の問題が存在するのです。
もし、「育ての親」で、自分が立派に成長させた子供の前に、生みの母親が急に出て来て「その子は、私が生んだ子供です」と言われ、「はい、そうですか」と、直ぐに、手塩にかけて育てた自分の子供を渡してしまう親などいるでしょうか。
パレスチナを含む、周りのイスラム諸国が、イスラエルの生存権を認めないため、イスラエルが防衛の為に占領地を支配する時間が長く続き過ぎました。
この事が、さらに、占領地返還を困難にしている原因です。
パレスチナの人々は、周りのアラブ諸国と共に、イスラエルのユダヤ人抹殺のため、戦いを挑み、どの戦争でも敗走して、土地を失って来たのです。
パレスチナの人々を非難する気持ちは毛頭ありませんが、もし、パレスチナの人々が、周りの諸国の口車に乗らないで、イスラエルとの共存を認め、過去のどこかで平和的解決をしようと望んでいたなら、今の様な現状はなかったでしょうに。
イスラエルの挨拶は、「シャローム」という言葉を用います。この言葉の意味は「平和」です。
実は、イスラエル民族ほど平和を愛し、求め、平和に飢えている民族は居ないのです。
しかし、生存権を認めない国々が周りに居て、自分たちの心臓にナイフを突きつけられている限り、軍事的優位を崩すわけにはいかないのです。
ところが、今、その軍事バランスが壊されようとしています。ハマスやヒズボラ(レバノン側のテロリストたち)を支援しているイランが、「三日月地帯(イラン・イラク・シリア・レバノン)」を支配下に置き、核兵器を所持し、革命以来の外交目的である「イスラムのエルサレム奪回」を目指して、イスラエルとの直接対決の聖戦に望もうとしています。
世界は、イランに、この目論見を許してはいけません。
このままでは、近い将来、双方の民族から夥しい血が流されてしまいます。また、この戦いは、もう一つの世界大戦に繋がることは、火を見るよりも明らかです。
イラン革命で、イランに、イスラム専制君主国が誕生して以来、イランの指導者たちは、「パレスチナに居るイスラエル民族を地中海に叩き出し、エルサレムを奪回する」と公言して来ています。
これは、イスラエルにとっては、「宣戦布告」でしかありません。
「子供たちが教育を受けられ、家族と共に笑いのある団欒を持てることが平和」とするならば、今、世界は、イランの野望を捨てさせる必要があります。イランにイスラエルの生存権を認めさせるのが、中東の安定にとって絶対必要条件となります。
しかし、それでも、パレスチナ・イスラエル問題、特に、エルサレム問題は解決しません。
パレスチナとイスラエルとの間にある「憎しみの連鎖」は、日本人には、理解しきれないほどの恐ろしい深さが存在するです。
時間の経過だけが解決できる要素ですが、今は、時間さえ、さらに、お互いの憎しみを増長させるだけのようです。
この問題は、歴史書である「聖書」に書かれている様に、「もはや、人々は戦いのことは学ばない。人々は、武器を犂や桑に変えて、もはや戦うことは学ばない」という「千年時代(ミレーニアム時代)が到来し、イスラエル・パレスチナの両民族が憎しみを捨て、エルサレムを首都とし、両民族が、お互いの文化を尊重して、一つの国を創り出すまで、解決しない問題なのかもしれません。
最後に、不勉強な日本のニュースキャスターに言いたいことは、パレスチナ・イスラエル問題は、安っぽい判官贔屓で、「パレスチナ側を弁護し、、イスラエルを非難する問題」ではなく、
どちらの民族も絶望の淵に居て、政治では、もはや解決しない問題」なのです。
私達日本人が、どちらかの民族を非難するような、簡単な問題ではないのです。
非難するとするならば、「人の命の尊さよりも、宗教・政治的正義を優先させ、マインドコントロールして人の命を弄ぶテロリストたち。そして、さらに、その原因を創った「エルサレム問題」というパンドラの箱を開けてしまった、元アメリカ合衆国大統領、トランプ氏」だけです。
私達、日本人は、パレスチナ・イスラエルの両民族の為、平和・平安を祈り、見守るしか手立てがない問題なのです。
私の頬から一筋の涙が流れました。その冷たさで、私は、夢・幻から目覚めました。