日 本 の 夕 暮 れ 岡 山
岸田総理大臣は、「遣唐使」と呼ばれているそうです。政治圧力団体に「敵」を作らない為、物事を決断しないで、先送りするために、「検討して参ります」と言う言葉を連発するからです。
日本国は、現在もコロナ禍の有事にあります。「有事」の場合、戦争禍、ウクライナのゼレンスキー大統領の様に、リーダーは、即断・即決が必要不可欠です。
日本も、「コロナウィルス、ケンタウロス株」の感染拡大を受けて、岸田首相は、「決断の時」を迎えているにもかかわらず、即決は何もしないで、「検討して参ります」と決断を先送りにしています。
岸田首相は、腐敗した日本政治の象徴のようなリーダーです。失敗を恐れて、何もしようとはしないで政治家なのです。「良い政治家」の条件は、「失敗を恐れない事」です。失敗をしなければ、成功に到達できないからです。
しかし、日本の政治家のほとんどは、「自分の責任で失敗し、責任追及を受ける事」を恐れて、何もしないのです。選挙の結果だけを気にしている彼らは、有力者・圧力団体の中に、敵を作りたくないからです。
すなわち、政治家の本分である「国民の為に力の限り尽くす」という情熱が皆無であり、自分の地位保全の事しか眼中にないのです。
政治家が決断しないので、現在、日本では、ケンタウロス・コロナウィルスの為、医療逼迫を迎えようとしています。感染者の爆発的増加の為、「病床が足らなくなる」、或いは、「医療従事者の数が足らなくなる」と言う事が起きようとしているです。
今、日本のリーダーがしなければならない事は、「コロナウィルスを感染症に於いて、2類から5類に移行させる事」です。
感染症5類に移行させるならば、濃厚接触者の隔離が必要なくなり、医療従事者不足を防ぐことができます。病症も一般病床が使えるで、病床不足を解消できます。
インフルエンザでも、高齢者は、弱った体のため、他の病気を併発し、重症になったり、死亡したりしています。しかし、コロナウイルス、ケンタウロス株の重症率・死亡率は、共に、今は、インフルエンザ以下です。しかも、感染症2類から5類に移行すれば、高齢者を見ることができる医療従事者が増えますから、死亡率はさらに減ります。
では、何故、岸田首相は、2類から5類の移行を決断できないのでしょうか。それは、コロナ禍を利用して、税金を食い物にしている人たちが、政府への圧力団体として、暗躍しているからです。
たとえば、PCR検査を利用して、お金儲けをしている人たちがいます。
私は、医療従事者で、コロナ禍の中、国民の為、ウィルスと闘っている人たちを尊敬しています。
しかし、PCR検査をすると、一人あたり、国から税金3000円が支払われるため、医療機関の中には、500円の商品券を渡して、PCR検査者をかき集めて、お金儲けをしている医療機関が存在すると言うのです。
500円の商品券目当てに、3日に1度検査が受けられるので、何度も検査を受ける不心得者も居るそうです。
岸田首相は、コロナ禍を金儲けの手段と考えている圧力団体の中に、敵を作りたくないから、感染症2類から5類に、コロナを移行させるのを躊躇しているのです。こんな首相は愚かとしか言いようがありません。
さらに、「岸田首相が愚かだ」と判断するのは、日頃、「検討使」と揶揄されている人が、「阿部元総理大臣の国葬」は、即決した事です。
阿部元首相が、「国葬」に相応しいか、相応しくないかを、私は言及するつもりはありません。その様なことを議論することは、「死者に鞭打つことになる」からです。
しかし、国葬を行うとなると、世界から、多くの要人たちと、要人のための夥しい数の関係者が、日本に迎えることになります。
日本は、コロナ禍でたいへんな最中、彼らを安全に護衛し、宿泊させるには、「用意周到な警備」が必要になります。
岸田首相は、後先の事を考えずに、「国葬」を発表したのではないでしょうか。
しかも、日本の政治家、阿部氏すら、護衛出来ない現状で、日本政府は、どのように、テロから安全を確保できると言うのでしょうか。
私は、疑問符を打たせていただきます。
私の目には、岸田首相は、「国葬」を利用して、政治家として、パフォーマンスを行い、世界に岸田首相の名を認知してもらおうとしているように見えます。
いずれにしろ、コロナ禍の日本において、「国葬」を行うには、十分な計画が必要です。阿部氏の時のように、招待状を送った要人にテロが起きてしまえば、「日本の恥」だけではすみません。
岸田首相、日本にとって、コロナウィルスを2類から5類に移行させることは、国民にとって、必要不可欠の重要事項です。しかし、阿部氏の国葬は、必要不可な事項ではありません。
貴方は、そんな事に対して、大きなギャンブルをしてしまった事にお気づきでしょうか。